写真展会場を360度写真を用いたバーチャルツアーにてアーカイブ化しました。Matterportのカメラやクラウドツールを使用しています。
2020年7月11日から開催している関健作さんの写真展「2:16:22」にて、Matterport社の専用カメラとシステムを利用し、VRツアーを作成しました。Matterportで空間を360°撮影すると、高画質・高性能の3D静止画ツアーを構築できます。
今回撮影した上記のコンテンツをSNSに投稿したところ、「まるで写真展にいるかのよう」「今は外出を控えているからありがたい」といった声が多く寄せられました。感想にもあるように、新型コロナウイルスの影響で自宅での時間が増え、外出を控える傾向が続いています。そこで、さらに需要が伸びているのが、自宅でも楽しめるオンラインコンテンツ。動画配信はもちろんのこと、ライブや舞台などのイベントもオンライン上で行うなど、コンテンツは様々です。また2Dの映像だけでなく、360°動画やVRなどのように映像・静止画の形式も幅広くなっています。
今回作成した360°静止画VRツアーは“現地を訪れたかのような臨場感“を得られるのが最大の魅力です。手持ちのスマートフォンやPCで手軽に閲覧でき、いつでもどこでも手軽に体験できます。ツアー内は移動することができ、文章やURL・動画などの情報も表示可能です。さらに、関さんの制作過程を撮影した動画を見ることができ、掲載ページで写真集も買うことができます。作品だけでなく、空間も含めてイベントを体験できるのはVRツアーの醍醐味です。360°静止画ツアーはほかにも、観光施設、不動産の内覧、工事現場などあらゆる場で活用できます。
作成する人や見る人、展開方法などで活用の幅はいくらでも広がるVRツアー。今後もさらなる展開が期待できます。