PanoPlaza Cameraとは?
POINT.1全天周カメラ
PanoPlaza Cameraは全天周カメラ、広角カメラに対応。1台で360度の範囲の全天周の様子や、55度、98度、220度の広角カメラを同時に監視・記録できます。
そのため、少ない設置台数で広いエリアがカバー可能になります。
POINT.2クラウド管理
全天周カメラや広角カメラの監視映像や記録映像を、遠隔地からでも確認できるクラウドで管理可能なネットワークカメラサービスです。管理システムとIoTハードウェアを組み合わせたネットワークカメラにより、低コスト化と柔軟な運用を実現。複数台のカメラを一括管理できるシステムと、映像をクラウドストレージへと効率的に記録できるシステムを提供します。
POINT.3カスタム設定可能
カメラ映像の記録設定は、撮影間隔を1秒や1分ごとなど、設定変更可能で、カメラ映像の解像度も変更できます。静止画や動画での保存など、記録設定の柔軟な変更にも対応できます。
POINT.4ユーザビリティの高い管理画面
管理・視聴ページはリモートでの操作に対応。ブラウザを介して、専用ウェブサイトにアクセスする仕組みをとっています。専用サイトのフロアマップ上には設置したカメラのアイコンを複数表示。
直感的に選択してリアルタイム映像を表示できます。360度全天周カメラ映像、55度、98度、220度の広角カメラ映像の視聴・再生は、ストリートビューのようなUIを実装。スムーズなスクロールやズーム操作を利用しての閲覧が可能です。
過去の映像を再生する場合は、⽇時指定で再生箇所を指定するだけ。現場の進捗確認やトラブルの確認に利用できます。
PanoPlaza Camera with Solar
【非電化・非WiFi地域を想定した省エネ型クラウド対応カメラ】
近年、世界各地の非電化・非WiFi地域において、監視カメラシステムの需要が高まっていますが、それらの地域には下記のような課題があり、これらを解決できるのが「PanoPlaza Camera with Solar」です。
- ・非電化地域:電線は近くまで来ているものの、電気工事が実施できない
- ・非WiFi地域:インターネット回線は近くまで整備されているが、アクセスポイントの設置が困難、または電力供給がない
【有線電源・インフラ型WiFiに依存しないカメラシステム】
Raspberry Piを軸にカメラ、レンズ、ソーラーパネル、バッテリー、通信モジュール等を組み合わせたネットワークカメラです。
カメラ筐体、Raspberry Piの筐体は防⽔対応の製品のため、屋外で使⽤可能です。カメラの画角に関してもいくつか種類を設けており、55度、98度、220度の3種類を用意しております。
【クラウド側ビデオマネージメントシステム(VMS)】
カメラで撮影した画像や動画はクラウド側のビデオマネージメントシステム(VMS)にてネットワーク越しに確認が可能です。
クラウドサーバーはAWSで構築されており、AWS IoTとRaspberry Piを中心にしたアーキテクチャで構成されています。
また、使用できるロールも3種類用意しており、柔軟な権限管理が可能です。
- ・Admin:エリア管理、ユーザー管理
- ・Manager:カメラ管理、カメラ設定、フロア設定、リモート操作、カメラビューア
- ・Viewer:カメラビューア
機能
ユーザー管理
- 管理者/Viewer
カメラ設定
- カメラの追加・削除
- オンライン/オフライン検知
- カメラ停止/静止画/ライブ切り替え機能
- カメラの撮影解像度の変更
- カメラの撮影間隔の変更
- カメラの設置の向きの補正
フロア設定
- フロア無し/1フロア/複数フロアで利用可能
- フロアマップ画像の登録/削除
- フロアマップへのカメラ位置設定
ビューワー
- ログイン/ログアウト
- 撮影日時選択
- カメラ選択
開発ストーリー
2016 - 2018年
当社独⾃に360度カメラとデータが保存されるクラウドサービス(CMS)を開発
2018 - 2020年
同サービスに機能追加・改良する形で、⽵中⼯務店にシステムを提供・運用中
2021年-
当社独⾃サービスとしてサービスをブラッシュアップ。外販を開始。
2024年7月18日-7月19日
はこだて未来大学で開催される「計測⾃動制御学会 計測部⾨スマートセンシングシステム部会研究発表会2024」にて発表