ラズペリーパイというLinuxボードコンピュータと超広角レンズ+カメラを用いた簡易監視システムを開発しました。
超小型のシングルボードコンピューターであるRaspberry Pi=ラズベリーパイ(通称:ラズパイ)に220°のレンズ(超広角)を取りつけるための改造キットとカメラであるインタニヤ社のRaspberryPi VR 220 Camera MOD KITを使用して、定期的に撮影された静止画像をクラウドサービスであるEntapano VRにアップロードするシステムを開発しました。
ラズパイは小型で安価であることに定評のあるコンピュータですが、それに220度の広角カメラを装着して、撮影された写真をインターネット経由で遠隔地に送ることで、簡易の監視カメラシステムになります。今回は、以下の機器構成で、5分に1回写真を撮影・送信するプロトタイプシステムを開発しました。
・Raspberry Pi RASPBERRY PI 3 Model B
・Entaniya RaspberryPi VR 220 Camera MOD KIT
・Entaniya ラズパイカメラ用ケース(試作品)
・Entapano VR(クラウドサービス)
監視カメラというと、ハードウェアであるカメラやその映像の受像機用の端末やソフトウェアと、導入のハードルが高い印象がありますが、このラズパイとクラウドサービスの組み合わせであれば簡易に導入ができます。
このシステムは、アメリカはラズベガスで開催される全米放送協会の展示会であるNAB Show 2018のインタニヤブース(コンベンションセンターブース番号:Centralホール「C12349])に参考展示いたします。