水木プロダクション
水木しげる記念館と水木プロダクション協力のもと、複合現実(Mixed Reality、以下MR)ヘッドセットを用いた展示ガイドコンテンツ「妖怪めがねの異界案内(ガイド)」の実証実験を水木しげる記念館(鳥取県境港市)にて実施しました。
主な機能:
・空間音声ガイド:展示に近づくと自動再生される音声ガイド
・拡張情報ポップアップ:妖怪洞窟での妖怪に関する空間情報表示
・異空間共有体験(撮影):妖怪広場での空間コンテンツの記念撮影
MRヘッドセットは、Microsoft HoloLens 2を使用し、実空間の認識や2D/3Dオブジェクトの空間内配置や表示が可能です。また、HoloLens2内で動作するアプリケーションでは、自己位置推定技術としてImmersal社のVPS (Visual Positioning System)であるImmersal SDKを使用しました。
本技術により、館内の位置や展示物を高精度に認識できます。
本実証実験では、記念館や博物館等の屋内展示空間において利用可能な次世代のガイドシステムとして、コンテンツ制作やMRシステム開発を行い、来訪者に体験いただくことで、その有用性や投資対効果を検証することを目的としています。
主催:水木しげる記念館
開発:カディンチェ株式会社
クリエイティブディレクション:sabakichi (Domain)
技術協力:日本マイクロソフト株式会社、Immersal
協力:水木プロダクション