WORKS

複数3D-LiDARの連携活用による土量計測・管理アプリケーションを開発しました。

2024
10

XR Contents
VR/ARアプリ開発
R&D
CLIENT

 カディンチェ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行)は大成建設株式会社(社長:相川善郎)と計測技研株式会社(社長:橋村義人)が共同で製作した「ソイルスキャン」の土量管理アプリケーション開発を実施しました。

「ソイルスキャン」の概念図

「ソイルスキャン」は、レーザー光を用いたリモートセンシング技術である3D-LiDARを複数台連携させ、掘削した土砂の量を高速かつ高精度に自動計測し可視化する技術で、本技術は「生産プロセスのDX」の一環として開発されました。これまで作業員が手作業で行っていた掘削土量管理作業の省力化・効率化を図ることができます。

本アプリケーションで有効性を見出した内容は下記の3点が挙げられます。

(1) 集積土量の高速・高精度な自動計測と可視化が可能

(2) 複数台の3D-LiDARを連携させ多方向からの計測が可能

(3) いつ・どこからでも掘削土量の把握・管理が可能

「生産プロセスのDX」を実施する現場の課題として、

  • 作業員の時間的、身体的負担
  • 土砂表見の起伏が大きい場合の正確な測定が困難
  • ダンプトラック台数の過不足による作業効率の低下

が挙げられており、これらの課題解決のためレーザー光を用いて高速・高精度に計測可能な3D-LiDARを複数台連携させ、土量管理アプリケーションと組合せて活用することで、作業ヤード内に集積される掘削土量を正確かつ迅速に自動計測し可視化する技術を開発しました。

本技術は、東京都内の王子給水所(仮称)排水池築造工事(発注者:東京都水道局、施工:大成・岩田地崎・関電工JV)において、その性能と有効性を確認しました。

「ソイルスキャン」の詳しい内容に関しては大成建設様のプレス内容をご参照ください。

複数3D-LiDARの連携活用による土量計測・可視化技術「ソイルスキャン」を開発-高速かつ高精度な計測で掘削土量管理作業の省力化・効率化を実現-

https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2024/240604_10011.html

当社では、点群データを扱うアプリケーション開発をはじめ、XR技術を用いた受託開発を承っております。

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様々な定義がされていますが、一言でいうと、「デジタル世界と現実世界のより深い融合」と言えるでしょう。

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