深夜過ぎても眠れず今 5:30 くらいです。おはようございます。
眠れないので Twitter してたら Qiita で 湯婆婆を実装してみる のが流行っていることを知ったので fish で実装してみることにしました
ちなみにこの流行を巻き起こした第一人者である @Nemesis さんの 元ネタ記事はこちら です
yubaba.fish
echo 契約書だよ。そこに名前を書きな。
# `-P` がプロンプトで入力受付を行うためのオプションで、
# `-l` が入力された内容を `current_name` 変数にセットするためのオプション
read -l -P '' current_name
echo フン。$current_nameというのかい。贅沢な名だねぇ。
# `current_name_length` の値が 1 以下だったらという条件文
set current_name_length (string length (echo $current_name))
if test $current_name_length -le 1
set index 1
else
# 1 から `current_name_length` までの値をランダムに取得して index 変数にセット
# FYI: random コマンドで指定した START より小さい文字数の文字だと
# `random: END must be greater than START` という警告が出てきてしまうので
# 条件文で 2文字以上の場合のみランダムで文字列を取得するようにしている
set index (random 1 (echo $current_name_length))
end
# `string split '' <分割したい文字列>` で文字列を 1文字ずつ分割して List として characters にセット
set characters (string split '' (echo $current_name))
# 文字列の中から適当な 1文字をピックアップ
set new_name $characters[$index]
echo 今からお前の名前は$new_nameだ。いいかい、$new_nameだよ。分かったら返事をするんだ、$new_name!!
fish のコードは
のようになります。
bash で慣れていると冗長な気がしますが、これには fish 特有の仕様が絡んでいます。
fish では string length $current_name のような形でコマンド置換ができません
コマンド実行結果を set 等で変数に代入しておいた上で string length (echo $current_name) のような形で実行することは可能です
コマンド実行時にわざわざ random 1 (echo $current_name_length) のような形で echo を挟んで値をセットしているのは上記が理由です。
他の部分の解説は大体ソースコード内にコメントを残してあるので省略します
いきなり "馬" にされてしまった範馬勇次郎
テストで用いていたスクリプトは下記になります
yubaba-test.fish
# yubaba.fish と同じディレクトリに配置して `fish yubaba-test.fish` を実行
set names テスト jhondoe 漢字 𠮷 🔨 \n
for val in $names
echo $val | fish ./yubaba.fish
end
また、空白の例外処理については入れていないため、空白を入力したときの実行結果は下記になります
虚無
眠れなかったおかげで fish の書き方の勉強が出来てよかったです
ただ眠くなるまでの暇つぶしのつもりで fish スクリプト & 記事を書いてたつもりが、ずっと PC ガン見してたせいで余計に目が冴えてきました
フルリモート環境とはいえ昼過ぎから MTG があるので一旦寝ときたいと思います (フラグ
あと Qiita で fish のシンタックスハイライトが使えるようになりたい