お陰さまでカディンチェ株式会社は第7期を無事に終えられました。皆様のご協力・お声掛けに感謝しております。
第7期はパノラマ動画の共有・配信プラットフォームPanoPlaza Movieの開発・運用開始から始まり、パノラマ動画を利用したバーチャルリアリティコンテンツやアプリの開発を中心に活動いたしました。
第6期までは空間表現技術して主にパノラマ静止画を使用したPanoPlazaやバーチャルツアー・バーチャルショップ制作の業務を展開していました。しかし第7期よりRicoh ThetaやKodak SP360といったパノラマ動画を撮影できるカメラや、一般のユーザにも手頃な価格で購入できる全方位型ヘッドマウントディスプレイOculus Riftやハコスコが出てきて、いよいよパノラマ動画=実写系バーチャルリアリティコンテンツの時代が到来したことを感じました。そこからはバーチャルリアリティの波に乗れるように以下のような活動をしてきました。
・2014年10月24日:bonobos「春のもえがら」360°パノラマ動画MUSIC VIDEO
・2014年12月01日:360度パノラマ動画共有サービスPanoPlaza Movieを開発
・2015年01月22日:360度パノラマ動画専用プラットフォームの提供開始(ハコスコストア)
・2015年04月15日:BotsNew Playerを開発(パノラマ動画プラットフォームとアプリ提供)
・2015年06月03日:ジャガー・ランドローバーのバーチャル試乗体験システムを開発
・2015年06月08日:Sports VR with JackIn HeadがVRクリエイティブアワード優秀賞に
パノラマ動画やバーチャルリアリティが一般化してくると、技術やサービスに対する要求も一般的なものになります。それはプラットフォームの安定性、汎用的・一般的機能の実装などでどれもサービスの発展には必要なものです。なければならないもの・あって当たり前のものを提供しつつ、研究開発・創発的な実験を通した驚きを作り続けるのが当社のミッションですので、第8期にもアグレッシブに行きたいと思っています。
ノンフィクション・ライターのマルコム・グラッドウェルさんによると、どんな分野のプロフェッショナルも1万時間の練習(努力)が必要だと著書「Outliers(邦訳:転載!成功する人々の法則)」で書かれていました。当社は丸7年間営業してきたわけですが、そろそろこの1万時間を超えた計算になります。プロフェッショナルとして、そして願わくばアウトライアーとして、開花していきたい次第です。
ベトナム・ハノイ出張の様子
第8期もよろしくお願いいたします!