カディンチェ株式会社は、2024年6月6日(木)・7日(金)に開催された「情報処理学会 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会」にてXR空間で実装する次世代UIコンセプトデザイン “Atmospheric User Interface” を発表しました。
空間コンピューティングデバイスの出現により実空間内に3次元デジタルオブジェクトの配置が可能になり、これまで可視化が難しかったデータの可視化も可能になります。
本研究では、3次元空間に配置する情報やその操作をAtmospheric User Interface(AUI)と名付け、空間内に空気のように存在するユーザインターフェイスを提案しました。
都市空間を対象として、これまで可視化・知覚化されなかった都市情報を整理し、複合現実感デバイスやボリュメトリックデータを利用することを想定し、可視化・操作方法を検討し、具体的な3Dシミュレーションとして、都市空間における人間と広告のインタラクションを可視化するシミュレータを開発しました。
本シミュレータでは、人間による空間内の広告認知を3 次元のボクセルで表現し、認知や広告効果測定に使用できる可能性を示しました。
情報処理学会 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会
第 208回 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会
開催期間: 2024年6月6日(木)・7日(金)
開催場所: 東京大学 山上会館
https://www.sighci.jp/events/sig/208
著者:青木崇行、望月大誠、木下雄貴
協力:https://domaindesign.co/
本プロジェクトに興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。