今までPanoplazaではパノラマ静止画を取り扱っていましたが、パノラマ業界ではパノラマ動画に有用なツールが整いつつあり、Panoplazaスタッフとしても動画製作技術を調査・検討しています。
撮影は、添付の様な6台のアクションカメラを組み合わせた撮影装置を使用して360度全方位を撮影します。撮影後、ソフトにてパノラマ合成・動画編集を行った結果が以下の動画です。カメラを定点位置にて撮影した場合とカメラの撮影位置を移動させながら撮影した2パターンを試してみました。パノラマ静止画との違いとしてカメラ間の時間的な同期や動画全体のファイルサイズを考慮しての画質保持、また撮影時のブレ防止が静止画の時以上に重要になってくる事がわかってきました。
ここからは少しお話を変えてパノラマ動画で何が出来るのかお話したいと思います。動画になりますので、カメラもしくは被写体が動いていないと面白くありません。カメラも固定で、周囲に動きが無い部屋などでパノラマ動画を撮影しても、パノラマ静止画と変わらないわけです。たとえば周囲が動く例として、スポーツ観戦、ファッションショーやコンサートの録画撮影、動物園や水族館での動物観察などは面白いパノラマコンテンツになりそうです。また一方でカメラを移動させながらの撮影では、これまでのお店等の施設案内や、不動産物件案内などにも使用できるかと思います。今後のパノラマ動画での新機能や画質向上には要注目ですね。