こちらの記事(パノラマを利用したアプリ紹介 | PanoPlazaで)パノラマを活用したiOSのアプリについて、いくつかご紹介しました。今回は、パノラマを使ったWebコンテンツやその他コンテンツについてご紹介します。
パナソニックとユネスコは、ユネスコ世界遺産センターと世界遺産の保護や次世代教育を目的としたパートナーシップを結んでいます。パナソニックの最新3D技術を駆使した5面のプラズマディスプレイで作り出すパノラマ3D映像空間「DIVE into World Heritage」が開発され、11月6日から8日まで京都・国立京都国際会館で開催された「世界遺産条約採択40周年記念最終会合」で展示されました。
下の映像では、「DIVE into World Heritage」に加え、グランドキャニオン、イエローストーン、ストーンヘンジなどの世界遺産に足を運び、5台の3Dカメラを1枚のプレートの上に同心円状に並べて特殊撮影するメイキング映像をご覧になることが出来ます。
【関連リンク】
・ パナソニックのユネスコ世界遺産パノラマ3Dが注目集める – トレンド – 日経トレンディネット
・パナソニックの5面のプラズマディスプレイが創り出すパノラマ3D映像空間「DIVE into World Heritage 3D」 | トピックス | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic
・ユネスコ世界遺産センターで世界遺産のパノラマ3D映像を上映 [Panasonic]
FANCAMとは、株式会社フロンティアインターナショナルの提供する、スポーツイベントやライブ会場で会場を360°撮影し、写真をつなぎあわせたプロモーションサイトを作成するサービスです。一人ひとりの顔が見えるくらいの超高精細解像度(500億ピクセル!)で大規模なイベントを360°パノラマ撮影することにより、会場の迫力と興奮をインターネット上に残すことが出来ます。
現在、欧州を中心にコンテンツは展開されており、サッカーやテニス、ラグビーなどの試合の他、U2のワールド・ツアーのパノラマコンテンツを見ることが出来ます。つい先日、日本初のFANCAM導入例として、倖田來未のライブにおけるFANCAMコンテンツが公開されました。サイトを訪問すると、倖田來未からのビデオメッセージや、パノラマ写真に写っている自分をタグ付けする機能、他にもパノラマコンテンツ上でのクイズなどのコンテンツが用意されています。
【関連リンク】
・【KODA KUMI × FANCAM】Koda Kumi Premium Night〜Love & Songs〜@日本武道館
・FANCAM
・FANCAM | Japan Debut
チェコ在住の米国人写真家Jeffrey Martin氏が来日し、朝日新聞社ヘリ「ゆめどり」で東京上空500mを飛び、東京スカイツリーやレインボーブリッジなどのパノラマ写真を撮影しました。パノラマ写真は通常、6枚程度の写真を合成し1枚の大きなパノラマ写真を合成しますが、三脚も安定しない空中で腕を機械のように動かし、約1時間のフライト中に1千枚程度の写真を撮影したそうです。
通常のパノラマ写真でも上手く合成できずにぶれてしまうことも多くの場面で遭遇します。しかし、これは見事な全方位を網羅したパノラマ写真となっており、一見の価値はあると思います。
【関連リンク】
・ユニークシティ東京、パノラマに チェコの写真家が空撮 – 朝日新聞デジタル
・360cities
・朝日新聞デジタル:本社ヘリから撮影したパノラマ写真「東京スカイツリー」:Jeffrey Martin撮影