弊社では、通常のパノラマ以外にも立体的に見えるステレオ3Dパノラマの検証も行っております。ステレオ3Dパノラマにする事でより臨場感溢れるコンテンツを提供する事が可能となります。
人間の左目と右目では見えている範囲に多少のズレがあります。その差分を考慮した左目用と右目用の動画を別々に用意し、専用のデバイスを使う事で映像を立体的に見る事ができます。ステレオ3D映像は、現在では3D映画などで一般的に広く利用されていますが、360度のバーチャル体験でもOculus Riftを使用する事で立体的な映像を見る事が出来ます。近くの物はより近く、遠くの物はより遠くに臨場感ある映像コンテンツで、更に没入感を増したバーチャル体験をする事ができます。
ステレオ3DパノラマはOculus Riftを使用して閲覧する事になります。閲覧するためには、ソフトを動かすPC性能とグラフィック描画処理を行うグラフィックボードの性能に強く影響を受けます。しかし、Oculus Riftの公式サイト上では、明確な推奨スペックが公表されていません。そのため、参考情報として弊社が検証した動作環境をお伝えします。
その他、様々な開発者の方がOculus Rift動作状況の情報をGoogleスプレッドシートで共有していますので、PC選定の参考となります。
Oculus Rift DK2動作環境リスト
サンプル動画をダウンロード頂く事で、下記に埋め込まれている映像のステレオ3Dパノラマ動画を取得頂けます。注) ステレオ3Dパノラマとして閲覧するには、Oculus Riftなどのステレオ3Dパノラマに対応しているHMD製品が必要です。
ステレオ3Dパノラマのサンプル動画のダウンロードはこちら
アクションカメラのGoProを用いた方法では一つのパノラマ動画を撮影するのに6台のGoProが必要でした。この1セットで片目用の撮影ができ、これを2セット合計12台のGoProを用いることで、6台は左目用・もう6台は右目用という風に撮影することになります。このような撮影用に360 Heros社からステレオ3Dパノラマ動画専用のリグも販売されています。
ステレオ3Dパノラマにご興味がある方はこちらよりお問い合わせ下さい。